北十字学園探偵部
ホテルはなかなか快適だった。
小さいけど、きれいで静かだ。

潮騒が聞こえる。窓を開けると海が真ん前。

私とのぞみ。
優介と牧野の二部屋に別れた。

「一応、一応だぞ。これは合宿なんだからな」
と牧野。


「分かってますって。で、どういったカリキュラムで行くんです?」
優介がいった。


「おほん。自由だ」

「ノープランってやつか」
のぞみはいった。
< 176 / 266 >

この作品をシェア

pagetop