北十字学園探偵部
「これがどうした?」

「お前の手下が落としたものだろ?」

「さあ、何をいってる?」

「お前らが若松と二村に仕事をさせてるんじゃないのか?」

「でたらめだ」

「いいや、そうは思わない」



…………。



沈黙が続いた。空気がいきなり重くなり、私はブルっと震えた。
< 231 / 266 >

この作品をシェア

pagetop