北十字学園探偵部
解放区は日に日に活気を増して行った。


私は最後の任務につこうとしていた。

毎週金曜日になると、バックヤードユニオンはロッカーで会議を行った。
幹部が一同に集まる。


私と優介はそこに向かった。

入口には敬、潤、一斗がいた。

「おい、ブラッククラウンが何かしでかしそうだ。見にいかなくていいのか?」

優介がいった。

ついていた。優介は見張りをどかす為に何だかのアクションが必要だった。
ちょうど解放区が騒がしくなっていたのを利用したのだった。

解放区にはかなりの人数が集結しているようで、何かが起きそうな雰囲気だった。

三人は駆けていった。

私はロッカーに入った。まだ誰もいないことは確認している。

ロッカーの中の用具入れは小さい、のぞみと優介には入れない。

私はそこに身を隠した。
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