北十字学園探偵部
しばらくすると、雄大、松夫、総太が入ってきた。

私は隙間からのぞいた。


「一斗はどうした?」
雄大がいった。

「さあ、先ほど校舎に駆け上っていきましたけど」
総太が静かに答えた。

「そうか、では三人で会議を始めよう」

私は心臓が破裂しそうだ。
これはスパイ行為、見つかればどうなることか。
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