北十字学園探偵部
部室には優介とのぞみが私を待っていた。

「どうだ、成功か?」
優介がいった。

「はい!ばっちりです」

「よくやった。何がわかった?」
のぞみがいった。

「私たちの想像以上にことは大きかったです」

私はロッカーで聞いたことを話した。

「やはりな」
のぞみがため息をついた。

「どうしたんです?」

「あいつはもはや手遅れか」


その時、ドアが勢いよく開いた。


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