北十字学園探偵部
ある昼休み。
私は茜や他の友達と弁当(自分でいうのもなんだが、母の弁当は最高だ!)食べていた。
教室も廊下も雑談の声でいっぱいだ。
しばらくすると、ピタッと廊下が静まった。
あれ? なんだろ?
私はドアの横にある窓から顔を出した。
茜も一緒に覗いた。
廊下の向こうから男子が四人歩いてくる。上級生だ。赤い腕章を左腕にしている。
生徒達は、さっと道を開けた。
「映美、あれ誰だかわかる?」
茜が訊いた。
「分からない」
「バックヤードユニオン」
「バックヤードユニオン?」
「そう。風紀委員会よ」
私は茜や他の友達と弁当(自分でいうのもなんだが、母の弁当は最高だ!)食べていた。
教室も廊下も雑談の声でいっぱいだ。
しばらくすると、ピタッと廊下が静まった。
あれ? なんだろ?
私はドアの横にある窓から顔を出した。
茜も一緒に覗いた。
廊下の向こうから男子が四人歩いてくる。上級生だ。赤い腕章を左腕にしている。
生徒達は、さっと道を開けた。
「映美、あれ誰だかわかる?」
茜が訊いた。
「分からない」
「バックヤードユニオン」
「バックヤードユニオン?」
「そう。風紀委員会よ」