まだ見ぬ明日へ〜to unseen tomorrow〜
新たな命
表と裏の顔を持つようになり出した頃だったかな?

弟ができたんだ。
その頃は、私は塾に通い出した年で、お母さんは必死で私の勉強を見てくれた。

まだ優しかったんだ。
でも、この頃すでにお母さんはヒステリックになったり、リスカしてたり、薬を大量に飲んだりすごかったんだ。
それを止めたり、話しを聞いたりするのが私の役目だった。
薬も刃物も私が管理してたんだ。
当時の私には、それが生きがいのようだった。
それが、小学3年生だった。
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