まだ見ぬ明日へ〜to unseen tomorrow〜
その時、完全に生きる意味なんかわかんなくなっててー。

お母さんには裏切られたように思ってたから。

何を拠り所にしたらいいのかわかんなくてー。

ただ、ただ、自分を責めてたー。

この時はまだ、自分が虐待を受けてるとは思ってなかったからー。
親は、子どもを殴ったり蹴ったり、暴力するもんだと思ってたからー。
だから、親に恐怖心を抱く私は弱いんだと思ってた。

でも、どっかで誰にも言っちゃいけないんだとも思ってた。
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