まだ見ぬ明日へ〜to unseen tomorrow〜
私が言ったら、どうなるのか怖かった。

その時は、流石に虐待を受けてるって自覚してたから。

虐待を知ったのはいつだったか覚えてない。
多分、小学校高学年か中学生の時。
けど、知った時は、すごくショックだった。
私は何なんだろう?って。
なんで?って。
みんなされてないおかしいことをされてるんだって。

でもね、親を守らなくちゃ!って思った。
虐待は、犯罪なんでしょ?
私の親は、犯罪者なんだって。
悲しかった。
けどね、私が言わなければ大丈夫だって思った。
一緒にいれるんだって。
それにね、虐待受けてるって認めたくなかった。
認めたらなんとなく自分をも否定されるような気がしてー。
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