まんまと罠に、ハマりまして
相変わらず速い鼓動。
課長からのLINEを開くと。
─ドキン…
それは、期待はずれなんかじゃない。
私が望んでいた内容が書かれていた。
【連絡が遅くなってすまない。
スルーせず、読んでもらえると助かる。
全てが解決してから渡来と話したかった。
今日これから会えないか?】
そこで初めて、課長の気持ちが分かって、放っておかれてたわけじゃないんだとホッとする。
でも。
「分かりにくいんですけど…」
と。
思わず本音が口をついて出る。
そう思ってくれてたなら、一言、伝えてくれてれば…って。
ただ。
「スルーせずって…?」
そう。
課長のメッセージにはまず、そう前置きがあって。
課長からのLINEを開くと。
─ドキン…
それは、期待はずれなんかじゃない。
私が望んでいた内容が書かれていた。
【連絡が遅くなってすまない。
スルーせず、読んでもらえると助かる。
全てが解決してから渡来と話したかった。
今日これから会えないか?】
そこで初めて、課長の気持ちが分かって、放っておかれてたわけじゃないんだとホッとする。
でも。
「分かりにくいんですけど…」
と。
思わず本音が口をついて出る。
そう思ってくれてたなら、一言、伝えてくれてれば…って。
ただ。
「スルーせずって…?」
そう。
課長のメッセージにはまず、そう前置きがあって。