まんまと罠に、ハマりまして
【わかりやすかったわけではないです。
何となくそんな感じを受けてたのは、私だけだったみたいなので】


とりあえず。
そこは正直に返信する。
課長の努力…我慢(?)は、無駄にはなっていないと。


【それなら良かった】


その返信に、課長はやはりホッとしたようで。


【はい。なので。今日は無理せず、早めに帰ってゆっくり休んで下さい】


すぐに返事を打つと。


「!」


予想外の返信。


【俺は大丈夫。会いたい】


と。
それを見て。
私はとっさに、また上を見上げる。

会いたいとか。
また、

さらりと…。

でももちろん。
やっぱり課長の姿はなくて。

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