まんまと罠に、ハマりまして
怖くない課長。
微かに、笑みさえ浮かべてる課長。


─夢、みてる…?


思わずにはいられない。
しかも。
私なんかとつき合いたいなんて。


─あぁーーーーー!


私の頭じゃ、処理しきれない状況。
もしかしたら、告白する相手を間違えてやしないだろうか?

だって。
私は美人じゃあない。
(自分で言いたくはないけど…)
まぁ、ブサイク、でもないけど。
化粧の腕だけはあるから、2割り増しくらいにはなってるかもしれないくらいで。
可愛い、って感じでもない。

それに、ここに配属されてまだ3ヶ月。
まだまだ仕事にも不馴れで、課長に見初められる要素が、ほんとに全くない。
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