まんまと罠に、ハマりまして
けど。
して欲しくないこと…。

ある意味。
仕事より難しいかもしれない。
それに。
普通、して欲しいこと、


─聞かない?


なんて、思ったりもして…。


「じゃあ、とりあえず。俺からいいか?」
「あ、はい」


正直。
何なら全部課長に決めてもらった方が、楽かもしれない。
課長は、変な決め事はしないだろうし。
そこは凄く。
信頼出来る人。


「どうだ?」


思った通り。
課長に見せられた画面には、誠実すぎるくらいな項目(?)ばかりが打ち込まれていて。
でもどれも。
私を気遣ってのものばかり。
< 51 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop