聖龍に愛された女
父 「いいか?..その服装♪やめなさい」
麗 「え!どうしてよ!」
母 「麗亜...世の中にはね?危ない奴も居るの。」
麗 「ほぇ?」
父 「そうだぞ!それにお前が通う学校なんて...」
麗 「なに?」
母 「っ!」
【ズシッっ】←足を踏む音
父 「うっ! 」
麗 「え なに?どしたの?」
母 「何もないわ^^ね?あなた?))黒笑」
父 「お、おう...^^;」
麗 「?変なの。」
【ぷるるるっ】←携帯のなる音
母 「麗亜?なってるわよ?」
麗 「え?...あ!成幸さんだ!」
父 「誰だ?」
母 「あなた...騒がしいわよ。」
麗 「運転手さんだ!」
父 「ああ。って違う!急いで着替えなさい!」
麗 「着替えって...え?」
母 「麗亜?これに着替えて。」
麗 「え...嘘でしょ。これはないっ」
母 「着替えたい?そう。急いでね。」
麗 「いやっだって、これっ」
母 「着替えたいわよね?))黒笑」
これは ない。と言おうとするとお母さんが
満面の笑みで何度も聞いてきた。勿論 私は
麗 「は、はい!勿論です!はい!」
こんなん言ってしまった。本音は 嫌だ。
だって...お母さんに渡されたのは...黒のウィッグ
男子用制服 そうして メガネ。一式揃ってる。
いかにも 真面目を 演じなさい。とでも言うかのよう
だけど嫌でも着るしかない。こうするしかないんだ
死にたくないから。きっと断ってたら死んでたな。
ただでさえ地味な私は尚更 地味になってしまった。
麗 「...なにこれ~!」
母 「......。」
父 「......。」
麗 「どうして制服男のなの?」
母 「...行ったらわかるわ!」
父 「...これが...麗亜...なのか?..」
麗 「なんだよ、それ!」
【ガチャっ】
優 「父さん!麗亜知らねえ...?」
悠 「麗っ...」
そんなこといい初めて 兄さん達は 私を見て止まった
気づいたのかな?なんてちょっと思ったのが間違え
悠 「ぷっ...誰?この真面目なやつ?w」
優 「なんか...根暗そうだな?...名前っ」
母 「...あらまあっ」
父 「......」
麗 「麗亜だ!根暗そうで悪かったな!ふんっ」
双 「「は!?」」
父 「こいつは 麗亜だ。」
麗 「もう知らねえ!」
と言いながら時計を見ると...あー!もうこんな時間!
学校だ!変わるんだよな!急がねえと!よし行こ!
麗 「じゃあな!」
運 「麗亜お嬢様 お時間がございませんよ。」
麗 「あ、ごめんなさい!」
運 「私は大丈夫です。行きましよ」
麗 「....」
運 「どうしました?お嬢様。」
麗 「何で 兄さん達が居るの?」
運 「悠汰お坊ちゃま言われてないですか?」
優 「あ、いや、知らないのか?」
麗 「ほえ?」
悠 「父さん達に聞いてないのか?」
麗 「だからなにをよ!」
運 「それは困りましたね、」
麗 「え?ていうか学校兄そん達男子校でしょ!」
悠 「そうだぞ?」
優 「麗亜...桜龍高校知らないのか?」
麗 「そんなんあるの?」
運 「お嬢様が転校なされる高校は言わゆる~~です」
麗 「ふ~ん...って...ぇええええええええ!」
双 「「....」」←耳を塞いでいる。
【学校について車をおりた。】
運 「お嬢様 お坊ちゃん 行ってらっしゃいませ。」
【頭を下げた。】
麗 「......」
悠 「お~い!麗っ「おい悠汰...その名前だすな」
悠 「え?..なんでだ?優翔?」
麗 「....嘘でしょ...ありえない...」
優 「とりあえず 理事長室行くぞ。」
麗 「...ねえ...思ったんだけど...」
優 「どうした?」
麗 「ここって...男子校.. なの?本当に?」
悠 「ああ。」
麗 「...じゃ どうして?こんなに女子がいるの!」
優 「これは 悠汰のおっかけだ。」
悠 「止めてくれ。これは優翔のだろう!」
優 「は!お前のだろ?」
麗 「おっ...かけ...?」
双 「「俺のじゃない!」」
麗 「え...」
女 「きゃーーーーーーーっ//////」
女 「優翔様ーーーーーーー//////」
女 「今日もお美しいです!!!!!」
優 「...))ニコッ」
女 「優翔様が あたしに微笑んだ!!!」
女 「何行ってんのよ!あたしによ!」
女 「あたし2人のファンクラブ入りました!」
女 「あたしもー!!!」
麗 「...ねえ...兄さん達?」
双 「「なんだ?」」
麗 「臭い。鼻が...痛いよ...」
そう。周りが女の子だらけなのは構わない。
だけど、いろんな子達の香水の匂いが濃い
すぎて 鼻が曲がりそうなのです。臭すぎて
化粧も目の周りが真っ黒で...パンダみたい。
さすがに私でもあそこまでできないなあ 笑
てゆうか 気分悪くなってきちゃったよ。うっ
優 「おい 顔色悪いぞ?」
麗 「優兄 大丈夫だよ...」
悠 「とりあえずだな?理事長室だ!」
麗 「いいよ、兄さん達来なくても大丈夫だから」
優 「でも、ここは危ないやつしかいねんだぞ?」
悠 「そうだぞ?襲われたりしたら俺ら....」
麗 「この私が...襲われるって思ってんのか?」
双 「「うっ」」
麗 「二人共 教室に行けー!」
悠 「だからっ」
麗 「私のお願い聞けないのか?」
優 「いくぞ、悠汰 俺ら守る所か 殺されるぞ。」
麗 「早く行ってね お兄さん ))黒笑」
双 「「はい。」」
麗 「じゃあね また家でね。」
それから私は 理事長室を探し始めた。どこを見ても
理事長らしい場所はない。ただ分かるのは 男共から
凄い睨まれてる。て事だけだ。てゆうか...この学校
麗 「広すぎんだよ!理事長てめえが来いや!」
男 「なんだなんだ?うわ。ダサ男...」
男 「なあ、そこのダサ男?お前金持ってるか?」
誰か たかられてるよ ダサ男なんて そんな呼び方
されて 可哀想だな。まあ 関わらないでおこう。
男 「おい!てめえ無視か!」
そのダサ男君 が返事しないから怒ってるよ。あーあ
短気だな、この男。つうか横で暴言いわれてる。
男 「そこのちんちくりんメガネに行ってんだよ! 」
男 「おい、てめえだ、こら」
そう言って 男たちは私の肩に触れてきた。
これは喧嘩売ってる?売られた喧嘩は買う主義
な私からしたら最高な事だよね♪
麗 「ふっ))ニヤッ」
男 「何笑ってんだよ」
男 「おい聞いてん「黙れ。」
男 「あ?貴様誰に向かって言ってんだ?」
麗 「てめえ等こそ誰に向かって言ってんだ?」
男 「ああ?喧嘩売ってんのか?」
麗 「売ってきたの てめえ等だろうが あぁ?」
男 「おおおお、おらーっ「やめとけよ」
男が 殴ってこようとすると 知らない男が止めて
きやがった。誰だこいつ?邪魔されるの嫌いだ。
男 「でも龍一さん、こいつ普通じゃないっすよ」
? 「お前らが弱く見えたんじゃねえの?」
? 「ねえねえ君見た事ないけど転校生?))ニコッ」
? 「涼太...話が変わってるぞ 」
? 「弱そうじゃなくて 弱いんでしょ。」
? 「恭弥..ズバッと言うなよ!」
何なんだ?こいつら。しかも5人いるしさ?
さっき粋がっていた奴ら 縮こまってやがる。
麗 「あんたら何者?」
? 「?君...知らないの?」
麗 「知らない。何?有名な人?」
? 「僕達の事 知らない人もいるんだね!」
麗 「...誰だか知らないけど止めないでほしかった」
? 「あっそーですか、ならぼてぼてにされとけ」
麗 「なんだと?」
? 「お前みたいな真面目が粋がんな こら。」
麗 「んだと?お前喧嘩売ってんのか?」
? 「やめましょう?こんな所で迷惑です))黒笑」
全 「っ...」← 一瞬 怖く感じて黙った。
なんなんだよ、こいつら。まともな奴居ねえのか?
意味わかんねえだろ。ああ腹たつ。1名怖いし...
麗 「とりあえず 次から止めんなよ。」
? 「てめえ さっきから誰に向かって言ってんだ?」
麗 「お前だよ」
? 「俺にはな?ちゃんとした名前があんだよ!」
麗 「だから何?それがどーした?自慢か?ふっ」
? 「ぶはははっ))爆笑」
? 「てめえ、いい加減っ「いい加減にして下さい」
? 「皐月 でもよっ」
? 「ここでは やめてください。」
? 「悪かったよ...」
麗 「...」
何者だ こいつら? ていうか何か忘れて...
何だったけ...確か...いや、でも...なんだ?
? 「おい、お前名前なんだ?」
麗 「って..ぁああああああ!!!」
全 「ビクッ 」
? 「え、どしたの?」
? 「あなた..これ以上騒ぐと潰しますよ?))黒笑」
麗 「ふっ いつでもかかって来いよ?待ってっから」
? 「いい度胸ですね?頼もしい))黒笑」
麗 「あんたもね?急ぐから じゃ))黒笑」
それから 私は 色んな人に聞きまくってやっと着いた
理事長室.の..前に。よし!おっけい 入るか