聖龍に愛された女
麗亜side

危なかったわ。危うくばれる所だった。この事
一応あの子達に報告した方がいいわね。連絡し
よ。でるのか分からないけど電話だけしとこ。

【プルルルルップチッ】

麗 「もしもし?」
? 「麗亜さん?どうかしましたか?」
麗 「私の事を調べてるみたいなの。」
? 「!...どなたがですか?」
麗 「...聖龍よ。」
? 「!!!...何故ですか?」
麗 「私色々勘づかれたみたいなの」
? 「分かりました。色々と聖龍を調べてみます」
麗 「ごめんね...頼んだ。」さ
? 「あ、麗亜さん直接報告したい事あるんですが」
麗 「何?」
? 「...今日...倉庫に顔だしていただけませんか?」
麗 「...わかった。顔だすわ。じゃ、また。」
? 「はい、すいません...失礼致します。」

【ブチッ...プーップーップーップーッ。】

何?何か胸騒ぎする。何かあったのか?何なの
すごく...嫌な予感がする。とりあえず放課後
急いで倉庫行かなきゃ。倉庫...か...。

【そして放課後。】

倉庫にそのまんま送って貰わなきゃだな。
成幸さんに連絡するか。そう思っていると...

結 「ねえ!麗っ..零兎くん!」
麗 「...今間違えた?気をつけて」
結 「ごめん!あ、今日来て欲しい所あるんだけど」
麗 「ごめんな?無理なんだ野暮用できてよっ」
結 「..あっ...そうなんだ... わかった!じゃ明日ね!」
麗 「...。」
悠 「麗亜?車来たぞ」
麗 「あ、悠兄..うん」
優 「麗亜何かあったのか?」
麗 「車の中で話すよ。」
悠 「おう」
運 「お嬢様、お坊っちゃま、どうぞ」
3 「ありがと。」

【ガチャっバンッ】

麗 「成幸さん私倉庫で下ろしてほしんだけど」
悠 「麗亜?」
運 「かしこまりました。麗亜お嬢様」
優 「それで話すって?」
麗 「蘭鬼に何かあったみたいなの」
悠 「蘭鬼にか?」
麗 「そう。」
優 「何故そう思うんだ?」
麗 「昼休みの終わりがけに壮太に連絡したら」
悠 「壮太?」
優 「覚えてるだろ?蘭鬼の副総長だ」
悠 「ああ!連絡したのか?」
麗 「そう。聖龍にあたし何か勘づかれたの」
双 「聖龍?」
麗 「そう。やけに接近してくるのよ」
悠 「麗亜...転校初日でお気の毒だな」
優 「...話を進めよう...それで?」
麗 「報告終えると壮太に大事な報告あるって」
悠 「あの副総長がいうんだからな...嫌な予感する」
麗 「そうなの。」
優 「それで行くのか」
麗 「そうよ。」
悠 「なあ?ついて行っていいか?」
麗 「?別に構わないけど?」
優 「蘭鬼の倉庫なんか久しぶりだな」
麗 「...あたしもよ」
運 「麗亜お嬢様...到着致しました。」
麗 「あ、ありがと。」
優 「成幸さんすいません、少し待ってください」
運 「滅相もございません喜んでお待ち致します。」
麗 「成幸さん、ごめんなさい」
下 「なんだなんだ?車?...」
下 「...おい、あれって、まさか、」
下全 「お疲れ様です!」
麗 「ああ、久しぶりだな」
下 「誰っすか?こいつら」
下 「おい、てめえ知らねえのか?」
下 「知らないっすよ、でも綺麗な人っすね」
下 「馬鹿か!この人わ「麗亜!」さんだ...え」
麗 「来たわよ..大智」
大 「悠汰さんに優翔さんまでっ」
双 「久しぶりだな」
大 「麗亜幹部室で皆集まってるぞ」
麗 「うん、行く」
大 「...優翔さんに悠汰さんもきますか?」
優 「...那智いるか?」
大 「...います。」
悠 「行きたそうだな、優翔!行くか!」
優 「お前...わかってるだろ?」
悠 「何の事かさっぱり♪」
優 「てめえ...後で覚えてろよ」
麗 「二人共くるの?こないの?どっち」
双 「いきます。」
大 「....ははは」

【ガチャッ...ドンっ】

それから麗亜 優翔 悠汰 大智わ幹部室にあがり
ドアを開けたが優翔が何故かドアを締めたのだ

麗 「何してんの?」
大 「優翔さん...はははっ」
悠 「どけっ開けるぞっ」
優 「ちょっお前待っ」

【ガチャッ】

悠 「なんだよっ」
? 「優翔さーん!きゃあ!本物だ!」
優 「...これがなかったら完璧なのにな...」
麗 「那智...その辺にしときなさい」
? 「麗亜!最近顔出さないで何してんの!」
麗 「....色々...あるのよ」
悠 「お前俺が居る事忘れんなよ?」
? 「悠汰さん居たんですね!」
悠 「おいっ」
麗 「ふふっ」
? 「所で麗亜さん例の件調べたのですが...」
麗 「あ、どうだった?」
? 「それが...」
麗 「ん?」
大 「聖龍の奴等麗亜の事片っ端から探ってる」
麗 「え?」
? 「あ、もちろん探しても出てこないはずですが」
麗 「どうして?」
? 「もちろん、このあたしが厳重にしてあるから」
麗 「...なるほど」
? 「あんまり調べてると相手のパソコン故障する」
麗 「あんたやりすぎよ」
? 「え?バレてもいーの?」
麗 「え、それわ...」
悠 「つうか俺みんなの名前忘れたかも...」
優 「...同じく...苦笑」
麗 「え?じゃ名前だけ紹介するね」
双 「ああ」
麗 「ほら、みんな」
? 「副総長の 岸部 壮太です」
? 「幹部の 鈴木 那智です」
? 「同じく幹部の 深野 大智です」
? 「同じく幹部の 田中 翔也です」
? 「最後に幹部の 七井 亜美です 」
麗 「悠兄と優兄いい?」
悠 「あぁ」
優 「ありがとな」
麗 「ふぅ しかし何なのかしら」
亜 「どうしたの?」
翔 「どーかしたのか?」
麗 「嫌な予感がするの」
悠 「何か起きるな これk」

ブーッブーッブーッブーッ。

優 「おれだ」
麗 「優兄でないと」
優 「あぁ!わりーな ちょっと出るな」
皆 「はい」

ガチャっ

悠 「何が起きるんだろうな」
荘 「麗亜さん 大変かもしれないです!」
麗 「え?なに?どうしたの」
荘 「それがっ...今ですねっ」

バンッ

優 「麗亜!大変だ!」
麗 「えっ優兄どうしたの?」
優 「今ここにあいつらが迫ってるぞ!」
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