タッチで恋愛!魔法大会トリスト
「ピンポーン。」
インターホンを鳴らす。凰くんが出てくるまでに、走って荒れた息を整えておかないと。
「は~い…あ、先輩!」
息を整えた私は、凰くんの方を見る。そこには…。
「…カッコイイ…。」
思わず息を飲んでしまう、とてつもなくカッコイイ服を着た凰くんがいた。
「ん?何か言いました?」
思わず、思っていた事が口に出てしまったようだ。
「何でもないよ。じゃあ…行こっか。」
私がそう言うと、凰くんが私の手を握ってくれた。
「はい。…って言っても、どこにですか?」
「う~ん…凰くんが決めて?」
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