タッチで恋愛!魔法大会トリスト
「キレイ…。」
頭上には、満天の星空。恐らく日本ではもうあまり見る事のできないような明るい夜空が、私達を包んでいた。
「こんなキレイなプラネタリウム、よく知ってたね。」
「いえいえ。結構有名ですよ、これ。」
座っているが、無論手を繋いだままの私達。その姿はまるで…。
「何か私達…付き合ってるみたいだね。」
「ちょ、ちょっと何言ってるんですか先輩!」
「冗談よ。でも…。」
本当に付き合いたい気もする。そう思った瞬間、私の頭に翔の顔が浮かんだ。
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