タッチで恋愛!魔法大会トリスト
「…おい、起きろよ。」
「ん…。」
眼だけが覚め、頭は目覚めないまま、私は起き上がろうとした。その拍子に、私の手が何かに当たった。
「?」
人の体温ほどの、私の手より大きい何か。硬い面と、柔らかい面がある。
「いきなり何触ってんだよ?」
「…え…?」
今、男の人の声がした…?そういえば、私の目が覚めた時も…。
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