紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
助けてもらえない…

《ごめっ…なさいっ…》

《それだけ?他は…?》

何もかも…。

《好きな子は…いる…》

ほら…。すぐ近くでも届かない…。

分かってる…。

紙ヒコーキで飛ばした思いは…

『無くなってない』って…。

知ってる…。

今でも私の中でグルグル回ってるって…。

私がやってる事は…無意味なんだ…。

「バイバイ…」

部屋を抜け出し、外に出る。

星が見えない…。

逃げよう。こんな現実から…。

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