紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「私ね…星が見たいんだ…」

ぴっぴは首を傾げる。

私の言葉が分かるのかな…?

「ううん…何でもないよ…」

頂上に着くまで…。

────────────────

「着いたぁ…」

「ピッピ~♪」

色々、寄り道をしたからもう真っ暗…。

「ぴっぴ…おいで」

私の隣りにいた、ぴっぴを呼ぶ。

「ピッ…?」

ぴっぴは私の手の平に乗った。

「凄い…本当に私の言葉、分かってるのかな?」
凄い鳥だなぁ…。
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