紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
いつも知らないふりをしてた…。

だって人から逃げてたから…。

そして…先生は急に現れて…。

私を捕まえるんだ…。

「先生が…私が泣いてる時に教えてくれたの…紙ヒコーキ…」

《優羽…?どうしたんだよ?》

《ふえーん…お兄ちゃん…》

「俺が…そうだ…俺が…」

────────────────

「お兄ちゃん!あーそーぼ!」

「あぁ?仕方ねぇな!」

お兄ちゃんの手が私の頭を撫でた。
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