紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「やだよ…いなくならないで…私と一緒にいて…」
「ごめんな優羽」
ごめん…。
「ふえーん…お兄ちゃん~」
やだよ…いなくならないで…。
「バイバイ」
お兄ちゃんはそう言って、いなくなった。
私は…一生懸命に頭の中からお兄ちゃんを消そうとした。
だけど消えなかった。
「…お兄…ちゃ…」
私は紙ヒコーキに思いを込めて飛ばした。
脆く…儚い…お兄ちゃんとの思い出を…。
「ごめんな優羽」
ごめん…。
「ふえーん…お兄ちゃん~」
やだよ…いなくならないで…。
「バイバイ」
お兄ちゃんはそう言って、いなくなった。
私は…一生懸命に頭の中からお兄ちゃんを消そうとした。
だけど消えなかった。
「…お兄…ちゃ…」
私は紙ヒコーキに思いを込めて飛ばした。
脆く…儚い…お兄ちゃんとの思い出を…。