紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
私は受け付けの場所に行き、スタンバイをした。

もうたくさんの人がいる。

つか…この猫耳とか、尻尾とか…猫の手…恥ずかしい…。

「わぁ…あの人、可愛い」

「お化け屋敷だから…猫娘かなぁ?」

うぅ…恥ずかしい…。

「春川さん…!皆の注目の的だよ!美人って良いねー」

私、別に美人じゃないのに~…。

「姫麗ぁ…恥ずかしいよぉ…」

「何、言ってんのよ!可愛いから自信持ちなさいよ!」

可愛いか…。
< 217 / 285 >

この作品をシェア

pagetop