紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
どんどん人が少なくなって、最終的には屋上に着いた。

「春川…怖かったか?」

先生は私を降ろした瞬間に強く…抱き締めた。

「せんせぇ…怖かったよぉ…」

「春川…」

先生の顔が近付く。

「せん…ふっ…」

唇が重なり、熱い舌が侵入してきた。

「んっ…んむぅ…」

息苦しい。

けど…愛しい。

胸元に熱が触れる。

「ふぁっ…ぁっ…」

先生の頭がすぐ目の前にある…。
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