紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「出来た…」

胸元には紅い花が咲いている…。

キスマーク…。

「せんせ…?」

乱れた服を直すと先生は笑顔で私の猫耳を触る。

「これウケる!」

なっ…。

「この猫耳はですね~…猫娘なの!!」

恥ずかしっ…。

「眼鏡掛けなくて良いのか?」

あっ…。

「先生!私ねっ!!友達出来たんだよ!それでね!目が合ってもねっ、怖く無くなって来たんだよ!」

「すげぇな…」

先生は尻尾を撫でる。
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