紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
パッ

「優羽!!」

「せんせ…?」

明るい…。

先生の顔がすぐ目の前にある…。

「お前、何時間寝るんだよ…学校から帰った瞬間、すぐ寝るし…」

「先生っ!!」

ギュッ

先生に久しぶりに抱き付いた感覚がする…。

「せんせー…ふぇっ…せんせぇ…」

「優羽~?どうしたんだよ?」

先生…。

「先生…大好きだよ…愛してる…」

「優羽…?どうした?」
こんな言葉じゃ足りない…。

「先生…キスして…?」

「優羽…」

先生は私の髪を撫でながらキスしてくれた。

優しいキス…。

「もっとっ…せんせ…」

唇の間から熱い舌が入ってきた。

< 248 / 285 >

この作品をシェア

pagetop