紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「何言って…んっ…」

先生は私の胸元にたくさんキスする。

「せんせ…?」

「俺のモノって証…」

キスマーク…。

「うぅ…先生、大好き!」

先生の首に腕を絡ませて軽いキスをした。

「ふっ…裸で抱き付かれるって気持ち良いなぁ」

あっ…。

「キャァァァァ!うー!出て!出て行って~!」

「はいはい…」

先生は頭を掻きながら出て行った。

私…先生としちゃったんだ…。

初めてって訳じゃないけど…。

「嬉しいよぉ~…」

涙が溢れた。

最愛の人に抱かれたんだ…。

すっごく嬉しい…。

「着替えよ…」

先生とのお出かけ…。

プラネタリウム以来かな?

分からない…。

あれ…何で…?

思い出せない…。
< 254 / 285 >

この作品をシェア

pagetop