紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「んしょっ…」

スカートを履く。

スカートも長いなぁ…。

まぁ仕方無いか。

ベッドに座ると、やっぱりスプリングが軋む。

「~♪」

フフフン♪と、鼻歌を歌いながら、

白い靴下を履く。

「お前なんか教師やめろー!」

「うっせえ!待てー!」

どうやら、康太と先生は追いかけっこしてるみたい。

朝から元気だなぁ。

バンッ

ドアが勢い良く開く。

「康太…先生…朝から騒がないの」

靴下を履きながら、2人を睨む。
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