キラキラ
電車とバスを使って30分。
あたしたちは東風学園の門前へと辿り着いた。
どうか…どうかあいつにあいませんよーに!!!
あたしはそう祈りながら東風学園のグランドの方を見つめていた。
「里奈!こっちこっち」
「しゅーとおっ!この子が友達のすー!」
彼氏の姿を見つけて、里奈がかけよる。
「どうも」
「初めまして!里奈の彼氏の松島修斗っす!」
「里奈の友達の神川鈴です。よろしく」
へぇ〜、結構かっこいいじゃん。
里奈の彼氏。
「よし、じゃあ二人とも俺の教室までついてきて」
「はーい」