〜クロネコ〜





「娘はん名前は?」






「桜夜どす。(さよ)」








「えぇ名前や」







「ありがとうございます」







「娘はんいい加減着物直しぃ誘っとるんか?」








ドサッ









「きゃぁっやめてくれなはれっ旦那はんっ」








私は、押し倒された。慌てて簪の方へ手を伸ばし、










グサッ







「うっ」








「クスッお、や、す、み、…山崎っ!みんなを読んできて?」








「わかった」









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