〜クロネコ〜







「はじめよっかぁ!あ、釘と火鉢を持ってきて?」





「はっはい!」






舞桜羅は、精神を集中させるため目をつぶる。







「もってきました!」





「クスッ…早く楽にさせてあげるね?」





「っ…嬢ちゃん…」






舞桜羅は、火鉢と釘を炙りだした




そして古高の縄を解いた





「なぁ総司…あいつはなにをする気だ?」








「さぁ?舞桜羅さんに任しておけば、いいんですよ…」






熱くなり真っ赤になった、釘を古高の手に打ち込んだ






「うぅっ!」





「熱いでしょ?早く吐きなよ。あんまり待たせるとどうなるかわかんないよー?」





「あれれー?釘、冷めちゃったー」





と言って手から釘を抜くそしてクタクタの古高を無理やり立たせ、次は足に釘を刺した。釘は、足を貫通し土にまで刺さっているため倒れたら、足が大変な事になる。







「まだ吐かないの?釘、回すから。」







グリグリ










「あっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!吐くから!」






「はじめからそうしとけば良かったのにね?土方さん吐くって」







いつの間にか、新選組幹部が、集まっていた。






その時誰もが思った。こいつは鬼だと。






「あのぉ…みなさん?」






「あっあぁ、古高吐け。」









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