〜クロネコ〜





向かってくる敵を片っ端から斬っていく。



ザシュッズバッグサッ

花弁のように血が飛び散る。不覚にも美しいとおもってしまう自分がいた。









そして全ての敵を斬り終えた頃






「ゲホッゴホッゴホッゴホッゴホッゲホッゴホッゲホッゴホッヒュッゲホッヒュッヒュッヒュッヒュッゲホッゴホッ」






いきなり総司が咳をしだした私は、背中を摩った。






「ゲホッゴホッゲホッゴホッカハッ」




「総司っ!総司っ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


総司が血を吐いた。労咳だ。
パニック状態に陥った。
総司が意識を失ったと同時に私も意識を失った。





















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