〜クロネコ〜
「あのぉ…卯月って言う女中さんは何処にいるか知ってますか?」
「あぁ彼女なら舞桜羅さんに休みもらったからーと言って沖田隊長の部屋に行きましたよ?」
「あっありがとうございます」
私は、平然を装っていたが怒りがふつふつと込み上げてくる
スパァァァァァァン!
私は、勢いよく障子を開けた
「卯月さーん?」
「あっ!舞桜羅さん!お仕事本当に任せ「え?私、一言も貴女は休みでいいなんて言ってないんだけど?」
「すっすいません!私が悪かったんですすいませんすいません」
とわざとらしく謝ってきた
総司の袖をギュッとつかんで涙目で…
「はぁーもう…じゃあ「もう今日はいいんじゃねーか?」
「え?」
総司以外の三人が私を軽蔑した目で見てくる
私はその場の空気に耐えられずくるりと背を向けその場から去った