first love~世界で一番素敵な初恋~


年中になると、学芸会で劇が出来るようになった。俺のクラスは白雪姫。ここで揉めるのは白雪姫と王子様の役。


王子様役には投票で俺が選ばれた。次に選ぶのが白雪姫役。


先生の意見により、王子様役の俺が選ぶことになり選んだのは勿論、唯那。唯那は恥ずかしがっていたが最終的には俺と劇に出れると喜んでいた。


それから毎日、幼稚園から帰ると、俺は家に帰ってからも練習た。



唯那と劇に出れる事が嬉しくて、失敗しないように頑張ってもセリフを覚えた。



そして、学芸会当日
 


白雪姫のドレスを来た唯那が
思った以上に可愛くて顔を真っ赤にする俺に



「やっぱり私の王子様は龍くんだね」



と、笑顔で言う唯那が可愛すぎて



「僕のお姫様も唯那ちゃんしかいないよ」



そう答えたのを憶えてる。唯那は照れて笑っていたがこれは俺の本心だった。

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