馬鹿者。コッチを見なさい!!
「まっ…学は?!」
「…俺もそこら辺。」
なんだ。
近いじゃん。
「じゃあ、お互いに近いから南町駅のコンビニでいい?」
「いいよ。」
そう言って。
アタイを見た学は、
ちゃんと笑ってくれたからなんかホッとして、不覚にも。
カッコイイと思ってしまった自分がいたことが悔しかった。
なんでアタイだけこんなにチョーシ狂わされなきゃいけないんだよ。
絶対に振り向かせてやるからな。