馬鹿者。コッチを見なさい!!







すると、その下駄箱に伸びる腕が出てきた。







「あっ。すみませーーー……っ!」








退こうとして、一瞬顔を見たのが間違いだった。





見た後で後悔した。



「久しぶりだね。元気してた?」







ニヤッと不気味に笑ったのは




「あんたっ!あの時のーー!」







「……覚えててくれたの?嬉しいなぁ。」










< 294 / 379 >

この作品をシェア

pagetop