馬鹿者。コッチを見なさい!!




ゾクッ



ヤバイ。

鳥肌立った。







「おーい!清水!伊藤!
終わったんならコッチ手伝って!」



テーブル席の方から班員の
声が聞こえる。



「ハァーイ!」


清水は元気に答えた。



それから俺を見て、

「……夜。楽しみだね。」



笑って言った。







清水の姿が視界から消えた瞬間


足の力が抜けて、
その場に膝をついた。




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