馬鹿者。コッチを見なさい!!




すると田中は


パッと目をキラキラさせて


「あっ!!わかる?!
ちょっと薄くして見たんだ!!」







やっぱり、なんか違うと思ったんだ。



うん。


「そっちのがいい。」




つい、口が滑って、


あろうことか褒めてしまった。






「……っ!?」



田中がタコになる。








ダメだ。



調子に乗るから褒めないようにしてたのに!



つい口が滑った!!




なんか、ぽろっと。





「なっ…別に!違うよ?!あんたのためにこんなことしないから!!」





田中が意味不明な事を言っていた。







なんか、いつもと違くないか?






< 86 / 379 >

この作品をシェア

pagetop