馬鹿者。コッチを見なさい!!
「全く!一応中に入って探しておいてよかったわ!!就寝時間はとっくに過ぎてるぞ!!」
アタイは猫か。
後ろの襟を掴まれた。
ズルズルひきづられてる。
もっと他に持ち方あるだろ?
あっという間にアタイの部屋へ。
「おとなしく寝ろ!!」
投げられて
ドアを思いっきり閉められた。
うるさいよ。
考えなさいよ。
「おかえり。早かったね。」
雛が苦笑いで言ってきた。
時計を見る。
部屋から出た時間から5分くらいしか経ってない。
いくらなんでも早いわ。