先生の唇はミルクチョコレートの味



診察室に入るとイケメン先生の机の横にはバレンタイン色した沢山のプレゼントが置かれていました。


それを見た千代子は沢山のライバルがいることを改めて痛感したのでした。


「今日はどうされましたか?」

とイケメン先生が甘い声で訊いてきます。


んもう、わかってるくせにと千代子はドキドキする胸を押さえながら思いました。


「どうしました?胸が苦しいのですか?」

と言いながら優しく千代子の手首を持ち上げ脈を診ています。


今日もまた手を握って来るイケメン先生の積極的な行動に千代子は更にドキドキしてしまい緊張して声が出ません。


するとイケメン先生は



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