笑顔~ほろにがココアは大人の味~



「失礼しまーす…」

部活の時間だからか、体育教官室には桐生先生しかいなかった。


「お、きたきた。座って?はいこれ」

桐生先生がマグカップをわたしに渡す。



「コ…コア?」


「そ、毎日頑張ったごほーび。」
そう言うと桐生先生はニコッと笑った。




< 20 / 54 >

この作品をシェア

pagetop