余命1日未満の恐怖
そこら中で色んな人が色んなことを話している
「あれってマジなのかな?」
「わ、わたし...死ななきゃいけないの?」
「なんで、よりにもよってその年の子なんだよっ!」
色んな人が泣き叫び、嘆き、悲しみにくれている
こうしている間にも、時間は待ってはくれず、どんどん進む
わたしも例外では無く今日の夜中の12時までに死ななければいけないらしい
わたしには、とても大切な人がいる
その人は同じ高校で、何ヶ月も付き合っているだからもちろん死にたくはない