チョコレートじゃなくて



えっ…
なに…これ…夢?


びっくりしすぎて、言葉が出ない。
胸がドキドキして、倒れてしまいそうだ。


「開けていい?」

私は、夢の中にいる気持ちのまま、うんと頷く。

さとブーは、私に押し付けられた包みをあける。


「お前、これ…。」

さとブーの驚く声に、ハッと我に返った。




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