シークレットプリンセス〜山下龍牙編〜
「…。
修二知り合い?」
ライトさんが
修二に聞く。
「幼なじみで…。
俺はライトのマネージャーしてるんだ。」
「本業はな。」
ケイジさんがさらりと言う。
「ゆめ。
あのこと知ってんのか?」
あのこととは
闇オークションのことだろう。
私は軽くうなづく。
「…。
また修二には詳しく話す。
挨拶…行ってくる。」
「じゃあな。
ゆめ。
挨拶回りしてくるわ。」
ライトさんと修二は
私たちから離れる。
ケイジさんは用があるからと言って
隆弘さんと敬太さんは
料理を食べてくると行ってその場から離れた。
「よし。
行くぞ。
52点。」
その呼び方やめていただきたい。