シークレットプリンセス〜山下龍牙編〜
「こちらが
ルームサービスです。」
私は
ホテルマンの方に食事を用意してもらう。
この生活を続けて一週間。
とくに何も騒ぎはなかった。
芦川さんは
コーヒーを飲みながら新聞を読んでいる。
「おい。
小影。
なんか変わったか?」
今日は
いつも来ているホテルマンの人と似ているが
どこか違う。
この人…。
どこかで…?
「あなたは…。」
私はまさかと思い
指をみる。
「ゆめ!
そいつから離れろ!」