シークレットプリンセス〜山下龍牙編〜
「龍牙も時間があれば
来れたのにね〜。
まぁ。
大学で会えるからいいか。」
敬太さんは
腕組みをしてニコニコしている。
「調査が手こずっているみたいだしな。
あのまま行方をふくらましたみたいだし。」
隆弘さんが
深刻な顔をするとライトさんが
手を叩く。
「暗い話しない。
ね?」
ライトさんは
にこりと笑う。
私は皆に見送られて
このスイートホテルを去って行った。