トライアングル
意外にも、4人の息はぴったりに合って

30分くらいで、練習も終わった。



「じゃあ、おつかれー」



私と愛桜が帰ろうとすると、大倉くんに

呼び止められた。



「鈴ちゃん、どっか寄って作戦会議

しない?」


「ごめん!彼氏待ってるの」


「すごーい、毎日デートしてない?」


「そうかもね!じゃあね〜」


「ガード固てぇなぁー」


大倉くんが呟いているのは、

私には、聞こえなかった。




直の家に向かうと、不機嫌そうに

出てきた。




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