トライアングル
~♪~♪~♪~♪~



「どーしよう、直からだ」


「ちゃんと、話せよ」


「うん」


『もしもし。鈴?今、どこ?』


「今…公園」


『話したい…オレの部屋で待ってるから

来て欲しい…』


「うん。わかった」




電話を切ると、淳は自転車に乗るように

言った。




「ありがとう」


「それは全然いいから、仲直りしろよ」



淳は私を下ろすと、手を振って

また、出掛けて行った。




私はドキドキしながら、直の部屋に

行った。




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