トライアングル
私の直!
次の次の日、復活した私と直は

決着をつける為、朝から浪瀬さんを

待ち伏せした!



「直、来た…」


「おぅ」



直は、歩いてくる浪瀬さんに近付いた。



「よぉ。顔、貸せ」


「直ー。朝から待ってて

くれたんですかー?」


「その、都合良く解釈するの、やめろ。

わざとらしい」



浪瀬さんは、顔色を変えて

私のことを、チラッと見た。



「鈴さんも、いたんですか。

気付きませんでした。」


「はっきり言う。

お前のこと眼中ないし

ウザイだけだから、もうオレらに

関わんな」


「ヒドい…。

ただ、直のことスキなだけなのに…」




浪瀬さんは俯いて泣いてる?

仕草をした。





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