トライアングル
直は目を見開いて、ビックリしてたけど

そっと目を閉じて、私の腰を

引き寄せた。



エレベーターが到着すると

淳が、振り返った。



「なっ!!…お前ら…

全く…エレベーターを

何だと思ってんだよ」


「淳!ごめん。

ドライブは直と3人か、2人が良ければ

いい人、探してね!」



私が、エレベーターを降りながら

言うと、淳は笑った。



「わかってるって!

あーあ、鈴が2人いればなー」




小さく呟いていた。




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